子供に読ませたい本 ~読書のすすめ~ 0歳・1歳・2歳

0.1.2歳児おすすめの本
本を選んだ基準
  1. 絵に温かみがある
  2. 言葉がわかりやすい
  3. 赤ちゃんに安全な話
  4. 身近なものが題材
  5. 現時点で購入可能
0歳から2歳の小人

はじめに


 あかちゃんの「こころ」を育てる乳幼児期。限りない愛情に包まれたかけないのない時間。絵本を開いて優しい声、あたたかなお膝、抱っこのぬくもりを感じながらみつめる絵本の世界はきっと心の栄養につながるはずです。向かい 合うほんのひとときを絵本の世界で過ごせたら、大人にとっても楽しいかけがえのない時間になるのではないでしょか。大人と赤ちゃんが健やかに育つ願いを込め、おすすめ絵本リストを作成しました。
 たくさんの絵本と出会う喜びをあかちゃんと分かち合ってくださいね。

  • あそべる絵本
  • うたってあそぶ本
  • 絵本でまなぶ
  • 自然の幼稚園
  • 動物いっぱい
  • 家族大好き
あかちゃんのおと

あかちゃんのおと

作絵/みやしたたつや 金の星社 2007年

 赤ちゃんのまわりにある、ごきげんな音、楽しい音、かわいらしい音、そんな愛らしい音を集めた絵本。パパやママが赤ちゃんへ語りかけながら読むことのできる1冊。シンプルで、親子一緒に触れ合いながら。共感しつつ楽しめる本です。
あっぷっぷ

あっぷっぷ

文/中川ひろたか 絵/村上康成 ひかりのくに 2003年

 「にらめっこしましょ、わるとまけよ あっぷっぷ」 だるまさん、おさるさん、ぶたさんと、順番ににらめっこします。勝てるかな?絵本の中にらめっこする相手が「あっぷっぷ」でユーモラスな顔をしていいるので、本当ににらめっこしている気分になります。最後はお母さんとにらめっこです。勝てるかな?
くっついた

くっついた

作・絵/三浦太朗 こぐま社 2005年

 ページをめくると・・・くっついた!くりかえしがとても楽しい絵本です。子供と一緒に遊べて、ぬくもりを伝えられるこの絵本は、シンプルな内容にかわいらしい絵で、赤ちゃんの心をとらえます。作者はポローニャ国際絵本原画展で入選を重ねている実力派。ファーストブックとしてもおすすめです。
じゃあじゃあびりびり

じゃあじゃあびりびり

作・絵/まついのりこ 階成社 2001年

 乗り物・動物・道具。どの音もはっきり聴きとることができる、リズム感あふれる響きに赤ちゃんも思わずにっこり。お母さんのお膝の上で楽しく読み聞かせができる赤ちゃん絵本です。表紙の赤い色もはっきりと赤ちゃんの眼をひく、小型の絵本です。
つみき

つみき

文/中川ひろたか 絵/平田利之 金の星社 2007年

 主人公は「つみき」。ひとつふたつみっつ・・・高く積み上げて、完成。するとそこへてんとう虫が1匹飛んできて、てっぺんの三角にぴたっ。つみきは、ゆらゆらゆれて・・・大丈夫? シンプルなストーリーですが、ドキドキハラハラもあって、赤ちゃんと一緒に楽しくよめる絵本。
とっとこ とっとこ

とっとこ とっとこ

作/まついのりこ 童心社 2003年

 「ねこさん くつはいて とっとことっとこ」。ねこさんは黄色の靴をはいています。ありさんは紫色の靴をはいています。ぶたさんは、かえるさんは、へびさんも、みんなくつをはいて「とっとことっとこ」お散歩です。お散歩が終わったら靴をならべておきます。楽しかったおさんは、また明日。
ぴょーん

ぴょーん

作・絵/まつおかたつひで ポプラ社 2000年

 おすわりした犬が、バッタが、かえるが、ページをめくると、”ぴょーん!”とジャンプ!えかたつむりも・・?? 見ているだけでウズウズ、ジャンプしたくなる、元気になれる絵本。絵本に会わせて”たかいたかーい”をしてあげてり、一緒にジャンプして遊びます。本の開き方の工夫も楽しい1冊。
ぽんぽんポコポコ

ぽんぽんポコポコ

作・絵/長谷川義文 金の星社 2007年

 このおなか、だーれの?当てっこ遊びもできる赤ちゃん絵本。動物たちが次々登場して奏でるおなかのたいこ!ぽんぽんポコポコぽんぽんポコポコ・・・。リズミカルな繰り返し言葉と愉快な絵も楽しい。最後に出てくる赤ちゃんのおなかは、優しいお母さんがそ~っと・・・。
まり

まり

文/谷川俊太郎 絵/広瀬弦 クレヨンハウス 2003年

 はっきりした、わかりやすい絵と、詩人・谷川俊太郎のつむぐ独特な言葉のリズムが心地よい。
シンプルな形の絵と言葉の繰り返しなので、赤ちゃんにも楽しく読める絵本です。
めんめんばあ

めんめんばあ

文/はせがわせつこ 絵/やぎゅうげんいちろう 福音館書店 2006年

 「めんめいないない」「めんめんばあーっ」とカエルや小鳥など次々に登場します。
声に出して読むと楽しい、赤ちゃんへ読み聞かせるのに最適な絵本です。
もこもこもこ

もこもこもこ

作/谷川俊太郎 絵/元永定正 文研出版 1977年

 「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、見る間に大きくなってパチンとはじけた。 出てくる言葉は「もこ」だの「にょき」だの「ぽろり」だのといた擬音ばかり。でもそれ以上の言葉は必要ないんです。詩人と異色の画家がおりなす”不思議でおかしな世界”の絵本。
いないいないばああそび

いないいないばああそび

作/きむらゆういち 階成社 1989年

 いぬ・ひよこ・ねこ・そしてかいじゅう・・・「いないいないばあ!」のしぐさは、立体的な仕掛けで赤ちゃんの気をひきつけます。それぞれの特徴がある動物の絵柄に大人も思わずにっこり。「いないいないばあ!」の動きに合わせに、何度でも遊ぶことができる赤ちゃんに最高のしかけ絵本です。
だっこ!

だっこ!

作・絵/きむらゆういち ひさかたチャイルド 2005年

 お迎えにきたぷちゃんのママ、おうちに帰ってきたくうちゃんのママ。子供たちが一番にせがむのは・・・”だっこ”!子供がだいすきな”だっこ”のしかけ絵本。素朴なイラストと”だっこ”の時の嬉しい笑顔に心がほんわか温かい気分になりますよ。読み聞かせの後はもちろん”だっこ”!!
どうぶつかくれんぼ めくってひらいて

どうぶつかくれんぼ めくってひらいて

作・絵/わらべきみか 教育画劇 2007年

 いろいろな動物たちが、かくれんぼしています。 めくって開いて楽しい、かわいいいらすあとのしかけ絵本です。赤ちゃんの手に優しい厚紙ページ、小さなおててにピッタリの小型絵本です。
あかちゃんのごきげんがよくなる12のわらべうたえほん

あかちゃんのごきげんがよくなる 12のわらべうたえほん

編/小林衛巳子 絵/あべななえ ハッピーオウル社 2006年

 ゆったりとしたひとときが生まれる楽しいわらべうたが12曲入っています。優しく、わかりやすいイラストで、わらべうたをあまり知らないお母さんも赤ちゃんと一緒に遊べます。発育にそった遊び方のアドバイスがたくさん紹介されています。
赤ちゃんから遊べるわらべうたあそび55

赤ちゃんから遊べる わらべうたあそび55

編/小林衛巳子 絵/あべななえ ハッピーオウル社 2006年

 おばあちゃんからお母さんへ、そして赤ちゃんへ。わらべうたの心地よいリズムとその温かさは、家族の最高のコミュニケーションになるでしょ。わかりやすい解読と挿絵で、手遊び・歌遊びと幅広く紹介されています。巻末には遊びの区別早見表がつき、年齢別に実践する時いち早く見分けられます。家族みんなで遊んでほしい、そんな願いが込められた本です。
ととけっこう よがあけた

ととけっこう よがあけた

案/こばやしえみこ 絵/ましませつこ こぐま社 2005年

 元気なにわとりさんが、みんなを起こしてまわります。わらべうたが大好きな赤ちゃんも、大人も一緒に楽しめる絵本。わらべうたを知らないお母さんも、この絵本をリズミカルに読んであげるだけで、その楽しさをお子さんと充分に分かち合うことができるでしょう。わらべうたの楽しさが魅力をたっぷりと知っている2人の作者による、美しい赤ちゃん絵本です。
にほんのわらべうた 全4巻

にほんのわらべうた 全4巻

著/近藤信子 著/柳生弦一郎 福音館書店 2001年

 子どもたちの心を楽しくあそばせるのが”わらべうた”赤ちゃんから小学生までうたって遊べる118曲が掲載されています。1巻は四季の歌。2巻は、まりつき歌、なわとび歌。3巻は、子守唄・数え歌など、どの感も、遊び方が一目でわかるカラー写真と絵で構成されています。4巻は全118曲の楽譜とCD付き。
あがりめさがりめ おかあさんと子どものあそびう

あがりめさがりめ おかあさんと子どものあそびうた

絵/ましませつこ こくぐま社 1994年

 1冊の本の中にぎっしり詰まったわらべうた。昔懐かしい、一度は耳にした心温まる歌遊びや、親と子のふれあう時間を作ってくれる遊びがいっぱいです。大人も子どもも、思わずやってみたくなるかわいい挿絵と解説が魅力的。リズミカルに声をかけあって遊ぶ楽しさを味わって下さい。
手あそび百科

手あそび百科

編・著/植田光子 ひかりのくに 2006年

 道具がなくても、いつでも・どこでも・誰とでも・楽しめるのが手あそびのよいところ。{季節の行事」「食べもの」など、ジャンル別にわけた122の手あそびを紹介したのが本書。全ての歌に、簡易な楽譜と動きを紹介した愛らしいイラスト、年齢別アレンジ、いつどんな時に使えるかわかる”手あそび名人への道”付き、実用に即した優れものの1冊。手近なコミュニケーションツールの「手あそび」を、楽しくマスターしちゃいましょ!
みんなで楽しい手あそび

みんなで楽しい手あそび

監修/本間玖美子 日本文芸社 2006年

 「むすんでひらいて」「キラキラぼし」など、歌に合わせて楽しむ手あそび、身体あそびうたを集めました。0歳から6歳まで年齢別に紹介し、手と身体の動きや振り付けを、カラー写真でやさしくわかりやすく解説します。親子・友だちで楽しめる、盛りだくさんな内容です。
あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん

あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん

編/小林衛巳子 絵/大島妙子 のら書店 1998年

 かわいいイラストとともにわらべうたを優しく解説します。絵を見れば、やり方もすぐに理解できる親子あそびの絵本。昔どこかで聞いた懐かしいわらべうたが、お母さんの優しい声で現代の赤ちゃんの心をも和ませる。家族みんなで赤ちゃんの成長を見守る、そんなひとときを大切にしたいお母さんにおすすめの1冊。
目あそび・手あそび・足あそび 全3巻

目あそび・手あそび・足あそび 全3巻

編著/佐藤美代子 絵/近藤理恵 草土文化 2001年~2005年

 わらべ歌であしびましょう。赤ちゃんをあやしながら、膝にのせて、向かい合って、さまざまな形であそべます。大人数であそぶのも楽しいですね。かわいいイラスト付きの解説であそび方がわかります。楽譜も付いているので、初めてのわらべうたでも楽しめます。
赤ちゃんのための色のえほん

赤ちゃんのための色のえほん

作/桑原伸之 あすなろ書房 2003年

 色をテーマにした赤ちゃんのための絵本。
白いシャツから”もぞもぞ”でてくるのはだあれ?
 シンプルな色や形、そしてやさしいリズミカルな言葉が、赤ちゃんを引きつけます。
楽しみながら学べる1冊です。
1.2.3どうぶつえんへ エリック・カール かずのほん 改定新版

1.2.3どうぶつえんへ エリック・カール かずのほん 改定新版

構成・絵/エリック・カール 偕成社 1989年

 汽車に乗って、動物たちがむかうのはどこ・・・?まずはゾウ、次はカバ、お次は・・・_さあ、どんな動物が何匹いるのかかぞえてみよう!1、2、3!
 エリック・カールならではの、斬新な色使いの動物たちを見ながら数字に触れられます。””絵と数字だけ”なのに、とても楽しい絵本です。
くだもの

くだもの

作/平山和子 福音館書店 1981年

 本物そっくりのくだものがずらーり。ページをめくるたびに思わず手を出して食べたくなる、写実的な絵にうっとり。大人も子どもも大喜びします。繰り返しのテンポもよく楽しく読み聞かせできる1冊。赤ちゃんは思わず絵本ごとかじりたくなるかも。切ってお皿にのせたページでは、「はい、どうぞ」と、くだものをすすめたくなります。
くだものなんだ

くだものなんだ

作・絵/きうちかつ 福音館書店 2007年

 人気絵本「やさいのおなか」「やさいのせなか」に続く、待望の第3弾。普段見慣れているくだものが、いつものと違う角度から表現されていて、野菜や果物に興味を持たせるのにはぴったりこのシリーズ。クイズのような形式なので、幅広い年齢層で楽しむことができます。
だれかな?だれかな?

だれかな?だれかな?

作/なかやみわ 福音館書店 2003年

 「だれかな?だれかな?」と呼びかけながらページをめくると、ねずみやうさぎなど、かわいい動物たちが飛び出します。
 繰り返しのリズムが、とても心地よく、優しい色使いも赤ちゃんの心をとらえる絵本です。
ちがうのだあれ

ちがうのだあれ

文/中村牧江 絵/林健造 ひさかたチャイルド 2006年

 くじらが4頭います。そっくりだけど・・・。
「ちがうのだあれ?わかるかな?」
カメが21匹います。みんな同じにみえるけど・・・。
「ちがうのだあれ?さがしてね!」
ママと一緒に「ちがい」をさがしてみましょう。どこかわかるかな?
なーんだなんだ

なーんだなんだ

作/ガズコG・ストーン 童心社 2004年

 かわいいパンダの顔が「なーんだなんだ」の言葉とともに徐々に飛び出し、最後のページでは表現豊かなパンダがはっきりと、絵本いっぱいに現れます。
 赤ちゃんに投げかける言葉のリズム感から、心地よい優しさが伝わります。
ママのたからもの

ママのたからもの

作/マーティン・オーボーン 絵/イングリッド・ゴドン 主婦の友社 2005年

 数え歌のように数を数えます。
「にこにこ笑顔が一つ」「キラキラおめめが二つ」三つ、四つと数えて十まで数えてました。
 全部合わせると何のことかな?
それは世界でたった一人の「ママの大事な宝物!」
やさいのおなか

やさいのおなか

作・絵/きうちかつ 福音館書店 1997年

 誰でも知っているいろいろな野菜を、断面からとらえた楽しい絵本。
 「これなあに」とはじまるので、クイズ形式で楽しめます。ページをめくるたびにいろいろな”やさいのおなか”が顔を出す、楽しく学べる絵本。
続編には「やさいのせなか」 があります。
あぶないよ

あぶないよ

作/フランチェスコ・ピトー 絵/ベルナデット・ジェルベ ブロンズ新社 2002年

 洗濯機でかくれんぼ、テーブルクロスでパラシュート・・・。
 生活の中には子どもが興味を持つ「あぶないよ」が溢れてる!たくさんある「あぶなよ」と「人生の楽しみ」を優しく教えてくれる1冊です。
いっぽくんのごめんね

いっぽくんのごめんね

作/とよたかずひこ ポプラ社 2006年

 なかなか言えない「ごめんね」のひとこと。遊びを通して小さい時から身につけるタイミングを、かわいい絵で優しく伝えます。仲良くすってづいうこと?
「ごめんね」は、どういう時に言うのかな?
特別に語らなくても、そっと読み聞かせるだけで、自然とその習慣が身につく絵本です。
いやだいやだ

いやだいやだ

作・絵/せなけいこ 福音館書店 1989年

 なんでもすぐに、「いやだいやだ」って言うルルちゃん。それならお母さんも、おやつも、大事なくまちゃんだって、ルルちゃんに、「いやだ」っていうよ!
 そしたらルルちゃんはどうするの?
ルルちゃんと同じように「いやだ」を連発する時期のお子さんと一緒に絵本を読んで、その答えを考えてみませんか?
おふろだ、おふろだ!

おふろだ、おふろだ!

文/わたなべしげお 絵/おおともやすお 福音館書店 1986年

 どろんこになってしまっくま君。だけどその後は大好きなパパと大好きなお風呂に入ります。
 くま君のお風呂での様子がとてもほほえましく、お風呂ぎらいな子どもたちにも、その楽しさがたくさん伝わる絵本です。お父さんとこれからお風呂!の前によんであげたい1冊。
しっこっこ 改訂新版

しっこっこ 改訂新版

作/西内ミナミ 絵/和歌山静子 偕成社 1999年

 虫も犬も像も・・・みんで、おしっこをします。アヒルの補助トイレがトイレに誘ってくれて、主人公の「ゆうちゃん」もトイレで、上手におしっこできました。
 リズミカルテンポがよく、とても読みやすい絵本です。子どもたちが自分もトイレでおしっこしてみようと思えるような、トイレトレーニングにぴったりの楽しい1冊。
どうすればいいのか?

どうすればいいのか?

文/わたなべしげお 絵/おおともやすお 福音館書店 1988年

 「シャツをはいたらどうなる?」「パンツを着たら?」
さあ、くま君、きちんとお出かけ準備できるかな?
間違ったって大丈夫。間違って、考えて、答えを見つけて・・・。一日一日、どんどん成長する子どもたちへ送りたい1冊。くま君と一緒に「どうすればいいのか?」を見つけよう!
ばいばい

ばいばい

作・絵/まついのりこ 偕成社 2001年

 いろいろな動物たちが「こんにちは」とやって来て、「ばいばい」といって帰って行きます。遊びながら、あいさつを自然に覚えられます。
 子どもたちに楽しくあいさつを教える一冊です。
安心・安全な厚紙絵本だから、どんどんめくって楽しもう!
はみがきごっこ

はみがきごっこ

作/きむらゆういち 絵/長野ヒデ子 佼成出版社 2005年

 とってもおいしいケーキを食べたあこちゃんに歯ブラシを渡したら、ワニさん、うさぎさん、くまさん、だるまちゃんのお口をシャカシャカします。
 うがいをしたら、はみがきおしまい!!
「とってもいいきもち!」
ひとりでうんちできるかな

ひとりでうんちできるかな

作/きむらゆういち 偕成社 1989年

 役に立ってとても楽しい!という評価で、ロングセラーを続けているこの絵本。「トイレトレーニング中」「トイレトレーニングを始めようとしている」というお子さんにオススメです。
 しかけもあるので、楽しく遊びながらトイレでのうんちの仕方を覚えられます。
ほーらね できたよ

ほーらね できたよ

作/片山令子 絵/はらこうしろう 主婦の友社 2007年

 お着替えだって、食事だって、みーんな「自分で」やりたい。どんな赤ちゃんも、そんなふうに思っています。
一緒に読みながら、遊びながら、いろんなことを楽しく体験できる絵本です。
 思わず抱きしめたくなる1冊です。
みんなうんち

みんなうんち

作/五味太朗 福音館書店 1992年

 動物、鳥、魚、生きているものは「みんなうんち」するんだよ、と優しく教えてくれます。大きい体の生き物から小さい体の生き物、みんなそれぞれ違ったスタイルで違った形のうんちをします。
 排泄の大切さと習慣を、幼児が正しく理解できるように比較しながら伝えるしつけ絵本です。
おつきさまこんばんは

おつきさまこんばんは

作/林明子 福音館書店 1986年

 暗い暗い夜空に大きなお月様が少しづつ顔を出していきます。お月様の笑顔がいっぱいになった時、その優しい光に包まれながら夜のごあいさつ、「おつきさまこんばんは」。でも時々意地悪な雲がお月様をかくします。
お月様の豊かな表情の繰り返しがとても楽しいです。
木のうた

木のうた

作/イエラ・マリ ほるぷ出版 1977年

 雪の日の静けさ、萌え出づる新芽の季節、新しいく生まれる命のざわめき、実りの豊かさ、そしてまた音のない雪の世界へ・・・。ページをめくるごとに小さな絵本からあふれ出す”命”。文字による説明がなくても、巡る自然の営みが見えてくる美しい絵本。赤ちゃんが初めて触れる”知識絵本”にもお薦めのロングセラー。
こぐまちゃんのみずあそび

こぐまちゃんのみずあそび

著/森比左志・わだよしおみ 絵/わかやまけん こぐま社 1971年

 お花に水をあげるお仕事をしていたこぐまちゃん。じょうろの次はホースを持ってきて、楽しい水遊びが始まった!30年以上にわたって読み継がれるロングセラー絵本。テンポの良い言葉のリズム、絵のシンプルな線とはっきりした色使いがとても印象的。こぐまちゃんと一緒にお水でちゃぷちゃぷ遊びたくなる1冊。
ごろんごゆきだるま

ごろんごゆきだるま

作/たむらしげる 福音館書店 2007年

 ふわふわ雪が降ってきて、ごろごろ転がったら・・・あれれ?雪だるまになっちゃた・・・!
言葉や絵はとてもシンプルですが、手縫いの布を原画にした手作りの温かさが伝わる絵本です。”どすん どこん どたん””ずででん”など、擬音も楽しい1冊です。
ひまわり

ひまわり

作/和歌山静子 福音館書店 2006年

 種を土にまいてからひまわりが成長する様子が順番に描かれています。ひまわりは太陽に向かって伸びていきます。時には雲りの日、時には雨、風、月の照らす夜も「どんどこどんどこ」大きくなっていきます。
縦に開く絵本で、ひまわりの成長をより強く感じれます。
いちご

いちご

作/平山和子 福音館書店 1989年

 早くいちごがたべたいこどもの呼びかけに、応えるいちごたち。かわいらしい会話と一緒に、ページをおってどんどん育ついちごの生育も楽しくわかる。雪に埋もれたいちごはやがて芽を出し、花を咲かせ実をつけ、そして・・・。リアルないちごの絵のおいしそうなこと!最後のページでは、一緒に読んでいる子どもたちに”はいどおーぞ”と食べさせる、まねっこ遊びもできますよ。
くだものだもの

くだものだもの

文/石津ちひろ 絵/山村浩二 福音館書店 2006年

 かわいい顔のおいしそうなくだものたちが、真夏の海水浴場でユーモラスな行動をします。小さな子どもも口ずさめるリズミカルな言葉がいっぱい溢れる言葉あそび絵本。鮮やかな色とりどりのリアルなくだものたちを見ているだけで笑えます。声に出して読んでほしい1冊です。
バナナです

バナナです

作/川端誠 文化出版局 1984年

 読んでいると、思わずおやつが食べたくなる、そんなくだもののシリーズ絵本。バナナのいろいろな状態を知りながら、楽しくおいしさの秘密を知ることができます。この他に、いちご、りんごとシリーズが続きます。どの本を手にしてもそのおいしさが、繰り返されるフレーズから伝わります。
やさい

やさい

作/平山和子 福音館書店 1982年

 だいこん、キャベツ、トマト、ほうれん草、さつまいも・・・。畑でみずみずしく、新鮮に、大きく育ちました。八百屋さんにならんだ姿もおいしそうです。さつまいもを焼き芋にすると、ホックホク。さあ、「いただきまーす。」
いいおかお

いいおかお

文/さえぐさひろこ アリス館 2004年

 かわいい顔やおもしろい顔、たくさんの動物の「いいおかお」を集めたこの絵本は、ページごとに表情豊かな動物が瞬間的に写されています。どのページも動物の暖かさや優しさ、ぬくもりが伝わり、思わず手を伸ばして触ってみたくなります。
親子でゆっくり見て欲しい、そんな写真絵本です。
ねんね

ねんね

文/さえぐさひろこ アリス館 2004年

 「あれあれ、動物さん ねんねしてるよ」。ライオン、リス、キツネ・・・。動物の寝ている姿を集めた、かわいい写真絵本。スヤスヤ眠っている動物たちの寝息が伝わってきそうです。
赤ちゃんに、おやすみ前にそっと静かに読み聞かせてほしい1冊です。「いいおかお」と同じシリーズです。
いぬがいっぱい

いぬがいっぱい

作/グレース・スカール 訳/やぶきみちこ 福音館書店 1986年

 絵本の中に犬ががいっぱい。
思わず赤ちゃんが「ワンワン!」と声に出して喜ぶ1冊です。落ち着いた色使いのイラストは、赤ちゃんだけでなくおとなの心まで和ませてくれる絵本です。
ねこがいっぱい

ねこがいっぱい

作/グレース・スカール 訳/やぶきみちこ 福音館書店 1986年

 犬とねこは赤ちゃんの一番身近にいる動物です。
のんびり屋のねこ、太ったねこ、眠そうなねこなどが描かれています。のびやかで楽しそうなねこたちが、いっぱい登場します。「いぬがいっぱい」と同シリーズの絵本です。
いるいる だあれ

いるいる だあれ

文/岩合日出子 写真/岩合光昭 福音館書店 2007年

 「はながながい きばもながい おなかはおおきい だあれ」。そこにいるのが誰か、わかるかな?美しい影絵のような写真と、やさしいナゾナゾ言葉から、なんの動物かを当てる写真絵本。親子が一緒に写る答えのページもとても愛らしく、ただ見るだけでも充分に楽しめる一冊。巻末に、登場した動物の解説あり。
ここよここよ

ここよここよ

文/かんざわとしこ 絵/やぶうちまさゆき 福音館書店 2003年

 「どこにいるの?」の呼びかけに「ここよここよ」とお母さんのかげに隠れていた動物の赤ちゃんが姿を現します。にわたり、カンガルー、オランウータン・・・どの親子からもたくさんの愛情を感じる絵本です。
このしっぽだあれ?

このしっぽだあれ?

作・絵/いしかわこうじ 講談社 2007年

 ねずみのちゅうたくんと一緒にしっぽの持ち主をあてましょう。
「うずまきぐるぐる」「まるくてふわふわ」・・・。
ヒントから、しっぽの持ち主がわかるかな?
かわいい絵と軽快なテンポの、楽しい絵本です。
このはなだれの?

このはなだれの?

監修/堀浩 写真/内山晟 ひさかたチャイルド 2006年

 いろいろな動物の”鼻”が原寸大で出てきます。写真がクイズ形式で出されているので、身近な動物から動物園にいかなければ見れない動物まで、子どもと遊びながら読める1冊っです。
本を読んだ後、動物園に行き観察したくなる、そんな楽しい大型写真絵本です。
すきすきどうぶつ

すきすきどうぶつ

作/今森光彦 絵/今森洋輔 童心社 2006年

 犬さんはかけっこが大好きです。りすさんはどんぐりが大好きで、お口のポケットにいっぱいどんぐりを詰め込みます。ハムスターくんは滑車が好き、うさぎさんはにんじんが好き・・・さて、こねこさんは何が好き?
動物とその動物の好きなことや物を紹介しています。
どうぶつにふくをきせてはいけません

どうぶつにふくをきせてはいけません

文/ジュディ・バレット 画/ふしみみさを 訳/朔北社 2005年

 はりねずみに、ヒラヒラのワンピースをきせてはいけません。ラクダやヘビやニワトリにも服を着せてはいけません。どうしていけないのかは読んでのお楽しみです。動物たちは服など着ないけど、もし着せてみたら?・・・と想像して、思わず笑ってしまう1冊です。
どうぶつのおかあさん

どうぶつのおかあさん

文/小森厚 絵/藪内正幸 福音館書店 1981年

 ねこ、ライオン、さる。小さな子どもたちの興味を引く動物が次々と登場。動物のお母さんの優しい様子を本物そっくりの挿絵でわかりやすく解説します。いろいろな動物たちのだっこの様子がとてもよくわかる、親子のほほえましい姿を伝える愛情溢れる絵本です。子どもたちが初めて出会う動物の絵本に最適です。
もうおきるかな?

もうおきるかな?

文/まつのまさこ 絵/やぶうちまさゆき 福音館書店 1998年

 動物の親子がいっしょにぐっすり眠っています。「もうおきるかな?」と1ページ1ページ、子どもに語りかけながら、ゆっくり静かに読む絵本です。うさぎやゾウの親子が、「おきるかな」の後に散歩でたりします。
ほのぼのした気分が味わえます。
おっとっと

おっとっと

著/とよたかずひこ 岩崎書店 1997年

 大きいお父さんがうらやましい小さいしろくま君。お父さんに肩車をしてもらいったら、お父さんより大きくなった!ところが・・・。お父さんが「おっとっと」となると、上に乗っているしろくま君はもっと「おっとっとっとっとっと」。こわいけど、お父さんと一緒なら楽しい肩車です。
おっぱい

おっぱい

作・絵/みやにしたつや 鈴木出版 1990年

 みんな、おっぱいを飲んで大きくなる。ぞうさんだって、ねずみさんだって。そしてぼくを大きく、優しく、強く、元気な子にしてくれたお母さんのおっぱい。
これは、お母さんが子どもを膝の上に抱っこしながら読んであげるとよい絵本です。母と子の和やかな時間を、優しい絵と文で描いています。
おとうさん

おとうさん

作/中村徹 絵/せべまさゆき 佼成出版社 2005年

 ゾウくんにいお父さんの自慢をきかされたゴリラくんは、負けじとお父さんの自慢をします。「こ~んなに力持ちなんだから!」そうしたら、ライオンさんと、クジャクさんと、タコさんもやってきてお父さん自慢をします。
タヌキさんのお父さんはすごいところがないけれど・・・。
おとうさんあそぼ

おとうさんあそぼ

文/わたなべしげお 絵/おおともやすお 福音館書店 1986年

 くま君がお父さんと遊びます。お父さんの足の上に乗って「えっちら おっちら」歩きます。次は「たかい たかい!」お父さんは大きいから、とっても高く持ち上げてくれます。お父さんと遊ぶのが大好きなくま君のお話しです。
おとうとのおっぱい

おとうとのおっぱい

作・絵/みやにしたつや 教育画劇 2007年

 おっぱいが大好きな小さい弟。おっぱいふくふく、すべすべ、ぷくぷく、ちゅうちゅう・・・いつだって弟のおっぱいだけど、弟が寝ている時はぼくのモノ。
弟を優しく見守るお兄ちゃんが健気に感じる1冊です。
おやすみのキッス

おやすみのキッス

作/カレン・カッツ 訳/石津ちひろ 講談社 2003年

 かわいい女の子の赤ちゃんが、眠くてくずっています。赤ちゃんが眠れるよう”おやすみのキッス”をしましょう。ママ、パパ、おばあちゃんが赤ちゃんの体に10回ずつ。
アメリカで大人気!おやすみ前に子どもに読んであげたい絵本です。家族の愛情とキッスを注がれた赤ちゃんが眠りにつく本。
おんなじおんなじ

おんなじおんなじ

著/多田ヒロシ 1975年

 靴に帽子、おもちゃにカエル?・・・何から何まで同じものを持っているコブタの”ぶう”とコウサギの”ぴょん”のお話し。
見やすくかわいい絵と子どもが好きな繰り返し言葉がシンプルに楽しい。ページをめくりながら「おんなじおんなじ!」って大きな声で言ってみると更に楽しい!
おんなじでも、違うとトコあっても、2人はやっぱり明日も一緒!
ぎゅっ

ぎゅっ

作・絵/ジェズ・オールバラ 徳間書店 2000年

 散歩をしていたおさるのジョジョくん。いろいろな動物のみんなが幸せそうに「ぎゅっ」ってしている場面をみたら、ママが恋しくなりました。
さてジョジョくん、無事ママに「ぎゅっ」としてもらえるかな?
読んだ後、親子で「ぎゅっ」としたくなる絵本です。
くろねこかあさん

くろねこかあさん

作/東君平 福音館書店 1990年

 たくさんの赤ちゃんを育てる黒猫のお母さんは、大奮闘中!その様子がリズミカルな言葉で楽しく表現されています。
切り絵で白と黒のコントラストがいっそう引き立ち、シンプルな中にも遊び心満載の絵本です。
14ひきのあさごはん

14ひきのあさごはん

作/いわむらかずお 童心社 1983年

 14匹みんな家族。おじいちゃん、おばあちゃん、おかあさん、おつさん、そしてきょうだい10匹。家族のつながりや役割、そして何より大切な愛情がいっぱい溢れます。
助け合うこと、思いやること、家族のつながりから、たくさんのことが学べます。
だっこして

だっこして

文/エクトル・シエラ 絵/村上康成 佼成出版社 2007年

 おかあたこ(お母さんタコ)が、何をしてようと”だっこ”をせがむちっちゃいタコちゃん。ある日お出かけ先でイルカの親子に出会ったタコちゃんは・・・。子どもが一生懸命考えて考えて大きくなっていく姿がワクワクとても嬉しくなる。素敵な絵本です。
タコちゃんの足は8本、あかあたこと2人で16本、キッスは100回。さて、もっとたくさんなのは、一体なあに・・・?
だっこだっこねえだっこ

だっこだっこねえだっこ

作/長新太 ポプラ社 2005年

 ”にゃんにゃん にゃんにゃん ねぇだっこ”・・・これは猫の親子。では、”ふかふか ふかふか ねぇだっこ””くつくつくつくつ ねぇだっこ”って言ってるは、一体どんな親子?
シュールだけどとっても優しい、長新太ワールドへようこそ。繰り返し言葉のリズムと、唯一無二の鮮やかな色使いで赤ちゃんの目を惹きつける絵本です。
同シリーズに”おんぶ””あんよ”あり。どちらもおすすめです。
ちょっとだけ

ちょっとだけ

作/瀧村有子 絵/鈴木永子 福音館書店 2007年

 おうちに赤ちゃんがやってきました。今日からお姉ちゃんだから頑張るなっちゃん。でも、お母さんに「ちょっとだけ」手を貸しほしいことばかり・・・”なんでも一人で”は、まだまだむずかしい。この幼心が見事に描かれた内容は、子育てのお母さんにはぜひ手にとってほしい一冊です。子どもの「ちょっとだけ」の心を知ってください。
とってください

とってください

作/福知伸夫 福音館書店 2003年

 カメがサルやハトに「とってください」とたのむと、木からリンゴやお花を取ってくれます。取ってもらったカメは「ありがとう」と言います。
感謝の気持ちが伝わる優しさいっぱいの絵本です。
ねぇあそぼ

ねぇあそぼ

文/もど・みちお 絵/ましませつこ こぐま社 2007年

 「ねぇあそぼ」幼いこどもの呼びかけで、くま・うさぎ・ぞう、それぞれの親子が楽しく遊んでいます。お父さん、お母さんにいっぱい遊んでほしい幼い子どもの気持ちがたくさん込められた絵本。
読み終えた後は優しくお遊び。
子どもと触れ合う大切なひとときを、じっくり過ごしてほしい、そんな願いが感じられる1冊です。
ねえだっこして

ねえだっこして

文/竹下文子 絵/田中清代 金の星社 2004年

 かわいがられていた猫が、赤ちゃん誕生によって少しちがってきた環境を人間の家族同様に見つめてます。朝も昼も夜も、いつも赤ちゃんにかかりきりのお母さん。ちょっとだけわがままを言いたい気持ちが日ごと募ります。ちょっとだけでいい、こっちを向いて、「ねえだっこして」。幼い心の欲求が、猫に変わり表現された、優しさが伝わる絵本です。
パパだいすき

パパだいすき

作・絵/セバスチャン・ブラウン 徳間書店 2007年

 パパはいつもあそんでくれる。ぎゅっ、て抱っこしてくれる。
パパがいれば安心。
クマの父と子の姿を、優しさあふれる絵で描いた、心あたたまる絵本です。読み聞かせをするときは、子どもを膝の上に乗せて読んであげてください。
ママだいすき

ママだいすき

文/まど・みちお 絵/ましませつこ こぐま社 2002年

 ちいさい子がママを大好きなのは、動物だって人間だって同じです。おっぱい飲んだりお話したり、一緒にお出かけしたり。楽しいく幸せそうな動物の親子の姿に、詩人まど・みちおが優しい言葉をつけました。思わず頬も緩みます。ホラ、あなたと赤ちゃんも、彼らと同じように、いつも一緒にいませんか?
わたしの

わたしの

作・絵/三浦太朗 こぐま社 2007年

 自分のものがしっかりわかるようになる時期の子どもに、ゆっくりと読んで聞かせたい・・・そんな絵本です。自分の物がわかるようにる子どもの嬉しさと、その成長過程を喜ぶ親の笑顔が本を通して味わえる1冊です。